澤地 久枝(さわち ひさえ)氏 1930年東京に生れる。4歳で渡満(現中国東北部)。戦争末期の学徒動員で、長野県出身者による水曲柳開拓団に1ヶ月間泊まりこんで働いた。敗戦をはさんで引き揚げ、「棄民」の生活と、民主化へ激変した日本の双方を経験している。 49年18歳で中央公論社経理部に入社。定時制高校の一年を経て早稲田大学第二文学部に学ぶ。卒業後「婦人公論」編集部に配属。第一回心臓手術の再発で63年2月退職。以後、五味川純平『戦争と人間』資料助手となり、73年からフリー。『妻たちの二・二六事件』『滄海(うみ)よ眠れ―ミッドウェー海戦の生と死』などを書く。九条の会よびかけ人他。 |
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上野 千鶴子(うえの ちずこ)氏 1948年富山県生まれ。京都大学大学院社会学博士課程修了。1995年から2011年3月まで東京大学大学院人文社会系研究科教授。2011年4月から認定NPO法人ウィメンズアクションネットワーク(WAN)理事長。立命館大学特別招聘教授。専門は女性学、ジェンダー研究。この分野のパイオニアであり、指導的な理論家のひとり。高齢者の介護問題にも関わっている。1994年『近代家族の成立と終焉』(学陽書房)、『不惑のフェミニズム』(岩波現代新書)、『ケアの社会学』(太田出版)、「ナショナリズムとジェンダー』(岩波現代文庫)、『みんな「おひとりさま」』(青灯社)、『ニッポンが変わる、女が変える』(中央公論新社)、『上野千鶴子の選憲論』(集英社新書など多数。近刊に『何を怖れる』(岩波書店・共著)、『ケアのカリスマたち 看取りを支えるプロフェッショナル』(亜紀書房)、最新刊に『思想をかたちにする』『セクシャリティをことばにする』(いずれも青土社)。 |
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金子 勝(かねこ まさる)氏 1952年東京生まれ。1975年、東京大学経済学部卒業。法政大学経済学部助教授・教授を経て、2000年から慶応義塾大学経済学部教授。 著書:『反グローバリズム―市場改革の戦略的思考』(岩波書店)、『日本再生論―「市場」対「政府」を超えて』(日本放送出版協会)、『長期停滞』(ちくま新書)、『経済大転換―反デフレ・反バブルの政策学(ちくま新書)、『粉飾国家』(講談社現代新書)、『2050年のわたしから―本当にリアルな日本の未来』(講談社)、『戦後の終わり』(筑摩書房)、『金子勝の仕事道』(岩波書店)、『「脱原発」成長論―新しい産業革命へ』(筑摩書房)、『原発は不良債権である』『原発は火力より高い』(岩波ブックレット)、『儲かる農業論 エネルギー兼業農家のすすめ』(集英社新書、編書)、『資本主義の克服「共有論」で社会を変える』(集英社新書)など多数。 |
山田 太一(やまだ たいち)氏 1934(昭和9)年、東京・浅草生まれ。戦時の疎開先の県立小田原小学校を経て、早稲田大学教育学部を卒業。松竹大船撮影所で助監督の仕事につく。ついた監督の主な人は木下恵介氏。中村登、篠田正浩氏も忘れ難い。木下監督のテレビ進出について三十歳で退職し、以後テレビドラマの脚本の生活に入る。 「男たちの旅路」「それぞれの秋」「岸辺のアルバム」「ふぞろいの林檎たち」「早春スケッチブック」「日本の面影」など多数。それらによって、放送文化賞、菊池寛賞、向田邦子賞、朝日賞など。小説「異人たちとの夏」で山本周五郎賞、エッセイ「月日の残像」で小林秀雄賞を受ける。近作に「時は立ちどまらない」「ナイフの行方」などがある。 |
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●運賃:(大人片道170円) | |
《行 き》 | 長野電鉄須坂駅前乗り場 → メセナホール 第1便/12:45発 第2便/13:00発 |
《帰 り》 | メセナホール正面ロータリー → 須坂駅 講座終了後2便運行 |
【後 援】 | 須坂商工会議所/須坂市高等学校校長会/上高井教育会/須坂市PTA連合会/上高井郡市PTA連合会 須坂新聞社/諏訪市立信州風樹文庫/須坂青年会議所 |
【協 賛】 | 桜井甘精堂/オリオン機械(株)/須高ケーブルテレビ(株)/(株)アスク |
【協 力】 | 草月流小林孝子教室/長電バス(株)/須坂市観光協会ほか |
信州岩波講座実行委員会事務局
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