保坂 正康(ほさか まさやす)氏 ノンフィクション作家・評論家。昭和14年(1939)北海道札幌市生まれ。同志社大学文学部社会学科卒業後、出版社勤務を経て著述活動に入る。主に近代日本史(とくに昭和史)の実証的研究を進め、内外の人物延べ4000人に話を聞く。昭和史の資料収集にも努め、証言と記録・文書を用いて、ノンフィクション、評伝、評論、対談集など幅広い分野での著作を発表している。立教大学社会学部兼任講師、国際日本文化研究センター共同研究員などを歴任。現在は「昭和史を語り継ぐ会」を主宰し、『昭和史講座(年3回刊)』を刊行して記憶と記録を残すことに努めている。一連の昭和史書とその研究に菊池寛賞が与えられた(2004年)。主要作:『昭和陸軍の研究(上下)』(朝日新聞社)『吉田茂という逆説』『秩父宮』『昭和天皇(上下)』(中央公論社)「昭和史の教訓』『田中角栄と昭和』(朝日文庫)『あの戦争は何だったのか』『日本の原爆』(新潮社)『安楽死と尊厳死』『昭和史七つの謎』(講談社)『昭和史の大河を往く(全12巻)』『全検証・日本海軍の昭和史(半藤一利氏との対談)』(毎日新聞社)「瀬島龍三』『蒋介石」(文藝春秋社)ほか多数。 |
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雨宮 処凜(あまみや かりん)氏 作家・活動家。1975年、北海道生まれ。2000年、自伝的エッセイ『生き地獄天国』(太田出版/ちくま文庫)でデビュー。以来、「生きづらさ」についての著作を発表する一方、イラクや北朝鮮への渡航を重ねる。06年からは新自由主義のもと、不安定さを強いられる人々「プレカリアート」問題に取り組み、取材、執筆、運動中。メディアなどでも積極的に発言。3.11以降は脱原発運動にも取り組む。07年に出版した『生きさせろ!難民化する若者たち』(太田出版/ちくま文庫)はJCJ賞(日本ジャーナリスト会議賞)を受賞。「反貧困ネットワーク」副代表、「週刊金曜日」編集委員、フリーター全般労働組合組合員、「こわれ者の祭典」名誉会長。著書に『プレカリアートの憂鬱』(講談社)、『雨宮処凜の闘争ダイアリー』(集英社)、『14歳からの原発問題』「14歳からわかる生活保護』(河出書房新社)、『小心者的幸福論』(ポプラ社)、『何もない旅 何もしない旅』(光文社文庫)、『排除の空気に唾を吐け』(講談社新書)、小説『バンギャル ア ゴーゴー』(講談社文庫)、『バカだけど社会のことを考えてみた』(青土社)など多数。 |
アーサー・ビナード(Arthur Binard)氏 詩人。1967年、米国ミシガン州生まれ。高校生のころから詩を書きだし、ニューヨーク州のコルゲート大学で英米文学を学ぶ。卒業と同時に来日し、日本語での詩作、翻訳を始める。2001年、第一詩集『釣り上げては』(思潮社)が中原中也賞に選ばれる。『日本語ぽこりぽこり』(小学館)で講談社エッセイ賞、『ここが家だ ベン・シャーンの第五福竜丸』(集英社)で日本絵本賞、『左右の安全』(集英社)で山本健吉文学賞、『さがしています』(童心社)で講談社出版文化賞絵本賞を受賞。詩集に『ゴミの日』(理論社)、翻訳詩集に『ガラガラヘビの味』(共訳・岩波書店)、絵本に『くうきのかお』(福音館書店)、翻訳絵本に『ダンデライオン』(福音館書店)、『プレッツェルのはじまり』(偕成社)、英訳詩集に『ひとのあかし』(清流出版)、エッセイ集に『日々の非常口』(新潮文庫)、『空からきた魚』『出世ミミズ』(集英社文庫)などがある。2012年に広島文化賞を受賞。青森放送と文化放送でラジオコメンテーターもつとめる。 |
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赤川 次郎(あかがわ じろう)氏 1948年、福岡県生まれ。1976年、「幽霊列車」で第15回オール讀物推理小説新人賞を受賞しデビュー。1977年、初めての単行本、長編の第一作『死者の学園祭』を刊行。作品が映画・ドラマ化されるなど、続々とベストセラーを刊行。「三毛猫ホームズ」シリーズ、「天使と悪魔」シリーズ、「鼠」シリーズ、「三姉妹探偵団」シリーズ、「吸血鬼」シリーズ、『セーラー服と機関銃』『ふたり』『怪談人恋坂』『幽霊の径』『記念写真』など、著作は570冊を超える。クラシック音楽に造詣が深く、演劇、文楽、映画、オペラなどの鑑賞が楽しみ。長年のミステリー界への貢献に対して、2006年、第9回日本ミステリー文学大賞を受賞。 |
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むの たけじ(武野 武治)氏 ジャーナリスト。1915年1月2日に秋田県仙北郡六郷町(いまは美郷町)に生まれ、1936年3月に東京外国語大学を卒業し、報知新聞に入社し、1940年12月に職場を朝日新聞東京本社に移して社会部で働き、戦場にも出かけた。1945年8月の敗戦時に新聞人としての戦時体験を反省し、ケジメとして朝日新聞を退社した。1948年2月に秋田県横手市で「たいまつ新聞社」を作り、タブロイド判『週間たいまつ』を発行し、30年続けた。今日まで、ジャーナリストとして、執筆と講演の仕事を続けてきている。主な著書:『たいまつ16年』(岩波現代文庫)、『戦争絶滅へ、人間復活へ』(岩波新書)、『希望は絶望のど真ん中に』(岩波新書)、『99歳一日一言』(岩波新書)、『絵本とジャーナリズム』(NPO法人絵本で子育てセンター) |
● | 須坂市メセナホール TEL 026-245-1800 |
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● | 信濃毎日新聞社長野本社事業部 TEL 026-236-3399/松本本社事業部 TEL 0263-25-2153 ◎同ホームページ→ https://nano.shinmai.co.jp/recommend/event/(カード決済のみ・送料522円別途) |
● | 平安堂県内各店 |
■長野市/長野店 TEL 026-224-4545/川中島店 TEL 026-286-4545/東和田店 TEL 026-244-4545 /若槻店 TEL 026-243-4545 ■須坂市/須坂店 TEL 026-246-4545 ■千曲市・更埴店 TEL 026-274-4480 ■上田市/上田店 TEL 0268-22-4545/上田しおだ野店 TEL 0268-29-5254 ■佐久市/佐久インターウェーブ店 TEL 0267-77-7744 ■安曇野市/あづみ野店 TEL 0263-72-8877 ■塩尻市/塩尻店 TEL 0263-54-3211 ■諏訪市/諏訪店 TEL 0266-53-4545 ■軽井沢町/軽井沢店 TEL 0267-42-2282 ■飯田市/飯田店 TEL 0265-24-4545/座光寺店 TEL 0265-23-4646 ■伊那市/伊那店 TEL 0265-96-7755 ■茅野市/茅野店 TEL 0266-82-7777 |
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《行 き》 | 長野電鉄須坂駅前乗り場 → メセナホール 第1便/12:45発 第2便/13:00発 |
《帰 り》 | メセナホール正面ロータリー → 須坂駅 講座終了後2便運行 |
【後 援】 | 須坂商工会議所/須坂市高等学校校長会/上高井教育会/須坂市PTA連合会/上高井郡市PTA連合会 須坂新聞社/諏訪市立信州風樹文庫/須坂青年会議所 |
【協 賛】 | 桜井甘精堂/オリオン機械(株)/須高ケーブルテレビ(株)/(株)アスク |
【協 力】 | 草月流小林孝子教室/長電バス(株)/須坂市観光協会ほか |
信州岩波講座実行委員会事務局
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